保険の総入れ歯(上下総義歯)



↓のケースです。素晴らしく上下の調和がとれたFD(フルデンチャー)です。私は上下のデンチャーを作る際、カンペル平面を基準としてますが、基準平面をカンペル平面と完全に一致させることは100%ありません。あくまでも目安にするだけです。あとはKrの顔貌、顎骨の状態等を総合的に判断し、左右別々に決めていきます。ですから、所謂右とか左とかに傾いたデンチャーが出来ないよう標識線、テクニシャンへの指示には細心の注意を払っています。今ケースはドクターの意向とテクニシャンの超一流の技術力が反映された症例と言えるでしょう。

コメント

非公開コメント

プロフィール

入れ歯職人

歯科診療ブログ 内田歯科医院 へようこそ!

Master of complete denture

☆☆☆究極の入れ歯☆☆☆
ループシリコーンデンチャー マイスター